Noun Orientation in Japanese and the Usage of Heavy Nouns A Case Study of the “~までの + Noun” Construction

Kwang Sung Kim · Japanese Cultural Studies · 2025

本稿では「~までの+名詞」構文の用法について、生起頻度が相対的に高い事例を中心に、実証的な分析を試みた。具体的には「~までの+名詞」構文の事例を大きく「名詞+までの+名詞」、「動詞+までの+名詞」、「形容詞+までの+名詞」に分けた上で、それぞれの事例が文の成分(主語、目的語、述語)としてどのような形で用いられているのかを検討した。「名詞+までの+名詞」の場合、主語の事例は存在を表す述語との共起頻度が特に高かった。目的語の事例は認知のプロセスを表す述語との共起頻度が特に高かった。述語の事例は被修飾名詞が形式名詞である割合が特に高かった。「動詞+までの+名詞」の場合、主語の事例は大小や増減を表す述語との共起頻度が特に高かった。目的語の事例は情報の提示を表す述語との共起頻度が特に高かった。述語の事例は被修飾名詞が形式名詞である割合が特に高かった。そして、「形容詞+までの+名詞」の場合、共起する述語より名詞の方に用法上の特性が見られたが、主語、目的語、述語は共通して感情や観察可能な側面を表す名詞が相対的に多く使われていた。

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