Network-driven TCP Harmonized Management Utilizing a Programmable SDN Data Plane

Yuzo Taenaka, Kazuya Tsukamoto · Denshi Jouhou Tsuushin Gakkai Tsuushin Sosaieti magajin/B-plus/Denshi Jouhou Tsuushin Gakkai Tsuushin Sosaeti magajin · 2024

Software Defi ned Networking(SDN)技術の一つであるプログラマブルデータプレーンによって ネットワーク内で任意のパケット処理を実装できるようになった.ネットワーク内では,一つの端末 では得られない,競合する通信フローの情報が容易に把握できるため,プログラマブルデータプレーンでその情報を活用 して任意の新しいパケット制御を実現できれば,端末のみでは難しかった競合フローを直接的に意識した通信制御の実現 が期待できる.本研究では,アプリ要求を意識した TCP フローの競合制御に着目する.一般的な TCP では,競合フロー とのスループットの公平性のみを目指すが,実際にはアプリ要求との不一致が生じる.つまり,競合フロー間でスルー プットが公平であっても,一方のアプリ要求には過剰,若しくは不足する,といった非効率な資源利用状態に陥る.この 不一致解消には,アプリ要求と競合関係を理解し,スループットに意図的な傾斜を付ける制御が必要となる.本稿では, プログラマブルデータプレーンとその開発言語の P4 を解説し,上記の制御の実現に向けた初期検討として,競合する 2 フローの TCP スループットを事前に定義したアプリ要求に合わせて調和させる TCP フロー制御調和手法を試作する.

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