Real-time non-photorealistic video rendering with images from in-vehicle camera
Yoshiyuki Akai, HISANORI UDA, Nobushige Fujieda · The Journal of the Society for Art and Science · 2019
クルマの自動走行が現実味を帯び,世界各国の自動車メーカーは技術の開発に力を注いでいる.完全自動走行の車内でドライバーは,運転に必要な安全の確保に集中する必要性がなくなると考えられる.ドライバーが運転から解放されると,車内での過ごし方は大きく変化し,クルマを単に移動のための道具としてではなく,新しい体験を楽しむインタラクションツールとして利用することも可能になる.例えば,車窓から見える風景を非現実的なものに変換することで,非日常的なドライブを体験し,移動から新しい意味と価値を得られるようになると考える.そこで本論文では,クルマによる今までにないインタラクションを提供するために,移動に伴う視覚情報の変化から絵画調の画像を生成するために適したシステムを提案する.その結果,走行中に車載カメラから取得した画像を用いた,絵画調動画の生成が可能になった.車内に設置した大型LEDディスプレイを介して,搭乗者はリアルタイムに生成された絵画調動画を鑑賞できるようになった.