Spatial Posture Optimization Algorithm by Using 2D Panel Interface for Reassemble Earthenware

Chunyuan Li, Kouichi Konno · The Journal of the Society for Art and Science · 2018

遺物である土器は,多くの場合が砕けた状態で遺跡から出土する.土器の復元は,出土した破片の色や模様,形を手がかりとして,試行錯誤を伴う手作業で行われているため,破片が多いほど多くの時間と労力がかかり,専門的な知識が必要とされる.しかし,土器復元結果を解析することで,当時の人間の活動についての推測が可能であるため,実物の復元が困難である場合,コンピュータ上で仮想的に復元する手法が必要がある.また,仮想展示向けの三次元モデル生成や3Dプリンタを利用して作られた土器は,歴史博物館や学校での展示資料としての教育的価値がある.そこで近年,土器を含む様々な遺物に対応するために,コンピュータによる組み立て方法が開発されてきた.しかし,従来手法では,破片の輪郭と断裂面の断面形状により隣接する破片を決定できるが,表面が湾曲しかつ器厚の薄い土器片に関しては,湾曲を考慮した三次元空間姿勢を算出することは難しい.そこで本論文では,縄文時代の円筒土器を対象とし,三次元計測点群に基づき,すべての隣接情報を同時に満足できるような土器片の空間姿勢最適化アルゴリズムを提案する.本手法は,いくつかの土器片に適用して,有効性を確認した.

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