Kage User Interface: A Study for Shadow Based Physical Object Interaction Using Real Shadow as an Interface
Kouta Kikuchi, Toshitaka Amaoka · The Journal of the Society for Art and Science · 2017
本研究では,実影をインタフェースとして,実世界の物体に影響を与える,影ユーザーインタフェース(KUI)を提案する.既存の影を使った研究では,影を生成する実体を操作することで,影とのインタラクションを行うものがほとんどである.KUIでは,古くからある影絵等の概念に着目し,実体と影の関係性を反転させ実影を操作することで,実体に影響を与えるインタラクションを実現する.これにより,実体が変化することで,実影にもその変化が反映される.KUIを介しこのような実影と実体間で循環を発生させることにより,インタラクション体験を提供する点で新規性を有する.本稿では,KUIの実装例として,ピンチインピンチアウトによる実体の上下移動システムと,タッチによる移動停止システムを制作し,評価実験を行った.その結果,本提案手法により,ユーザーに対し直感的かつ新しいインタラクション体験を提案することが出来た.