Development of a Discrimination System of the Color-change Point for a Detector Tube Using a Digital Still Camera and Color Analysis Software

Yasutada Suzuki, Naohiro Sato, Takashi NAKAMARU, Naoya Miyajima, Susumu Kawakubo · BUNSEKI KAGAKU · 2015

目的物質と反応して発色する検知剤を封入したガラス管内に,気体あるいは液体試料を導入し,変色位置における目盛りを読み取って目的物質の濃度を測定する市販の検知管において,変色位置を目視よりも正確に判別するためのシステムを開発した.試料を通過させ,変色させた検知管の画像をデジタルカメラで撮影し,画像をPCに取り込み,試作したソフトウェアにより解析した.このソフトウェアには画像の任意の2点間の直線上の色情報を数値化してグラフ表示し,ノイズを低減するための移動平均及びフーリエ変換-逆フーリエ変換による平滑化機能と,変色域を識別するための微分機能,及び色変化を強調するための画像全体の色調調整の機能を有している.この方法をアンモニア,塩化水素,塩化物イオン,トルエン,水蒸気,及び2-プロパノールの各検知管の変色位置識別に応用したところ,目視では識別が困難な変色のゆるやかな検知管でも比較的容易に変色位置を判定できた.

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