Word length effects on item and order information memory in immediate retention interval: Applying the process dissociation framework to the item/order distinction

Miyuki Toga, Yuji Hoshino · The Proceedings of the Annual Convention of the Japanese Psychological Association · 2018

Nairne & Kelley(2004)は比較的純粋な項目の記憶と順序 の記憶を推定することを目的として項目と順序の記憶につい ての過程分離手続きのパラダイムを提案した。この手法は系 列再生課題の正答率(CS: 項目と順序を覚えている確率)と 指定された順番の単語は回答しない制限のある自由再生課題 の誤答率 (ER: 項目は覚えているが順序を覚えていない確率) から項目を覚えている確率(I)と順序を覚えている確率(O) を算出する(CS = IO,ER = I (1 -O),すなわち,I = CS + ER, O = CS / I) 。7.5 秒の遅延後の場合は,I は短単語が優勢な語長 効果が示されるのに対し, O には語長の影響が示されない (都 賀・星野,2006) 。学習直後については明らかではない。その ため,本研究では学習直後の項目と順序の記憶における語長 効果を過程分離手続きのパラダイムを用いて検討する。 方 法 実験計画 語長(短単語,長単語)と課題(系列再生課題, 制限された自由再生課題)の実験参加者内要因であった。 実験参加者 学生 20 名 (男性 5 名, 女性 15 名, 平均年齢 19.1 歳,SD = 0.50) が実験に参加した。 材料と装置 天野・近藤(1999)より文字音声単語親密度 数 5.0 から 6.5 の中から, 短単語としてモーラ数 2 および長単 語としてモーラ数 5 の単語を 100 単語ずつ選択して,ひらが な表記の 5 つの単語の短単語リストと長単語リストを各 20 リ スト作成した。 単語はパーソナルコンピューターで提示した。 回答には 5 本の罫線が引かれた用紙を 1 試行 1 枚使用した。 手続き 実験は個別に実施した。系列再生課題および制限 された自由生成課題ともに,1000 ms の注視点の提示後,5 つ の単語を無作為な順で継時的に 950 ms ずつ提示した(ISI は 250 ms) 。実験参加者には単語を音読し,単語と順序の両方を 覚えることを求めた。系列再生課題の場合は単語の学習直後 に,提示された単語を提示順通りに回答用紙の 5 本の罫線に 上から筆記するように求めた。思い出せない単語は代わりに バツ印を書くようにと教示した。制限された自由再生課題の 場合は,単語の学習直後に赤色で 1 から 5 までのいずれかの 数字を示し,この数字の順番に提示された単語は回答せずに 代わりにバツ印を書き,それ以外の単語のみを自由な順で筆 記するように求めた。 両課題とも回答時間は制限しなかった。 各課題は短単語と長単語を 10 リストずつランダムに提示し た。課題順はカウンターバランスをとった。

Read the paper · More papers on PaperTik