Effect of Extending Full State on Cache Memory for Shared Variable with Synchronization
Akira Yamawaki, Masahiko Iwane · 2004
従来の同期共有変数キャッシュは各ラインに付加されたfull/empty状態の一貫性を保つことで,キャッシュ間の同期通信を実現する. TSVMキャッシュではより効率的な1対多の同期付きマルチキャストを実現するために,全受信者の読出し完了後に使用ラインが暗黙的にemptyになるよう状態が拡張されている.これにより,マルチキャストの完了後に使用ラインを容易に再利用できる.TSVMキャッシュにおいて同期状態を拡張した効果をサイクル精度シミュレータで測定した結果,従来のfull/empty方式に対してメモリ使用量と性能の点で有効性が見られた.