Diagnostic Problem-Solving Using Fuzzy Abductive Inference with Degress of Manifestations

Yujiro MIYATA, Takeshi Furuhashi, Y. Uchikawa · Journal of Japan Society for Fuzzy Theory and Intelligent Informatics · 1997

医療などの診断支援をする際の推論法にアブダクション(abduction、発想推論)がある。Peng, Reggiaは故障診断のための発想推論として原因と結果の関係に基づく発想推論を提案している。この手法は診断問題に適した知識表現を用いることにより知識の獲得や説明の計算を効率化できるという特徴をもつ。Peng、Reggiaは得られた説明の評価に確率を用いているが、診断問題では確率だけでなく、程度も扱うことが望まれる。確率的には起り難い説明であっても現象の程度を考慮すると確信度の高い説明であるという事態が起こり得る。本論文では、Peng、Reggiaの発想推論を現象の程度を扱うべく拡張したファジィ発想推論を提案する。本手法は、ある原因が引き起こすことが可能な現象とその程度、および観測された現象の程度を用いて原因の組合わせの候補を評価する。また、各原因の程度や、原因と結果の間の必然的因果関係を導入することで、より柔軟な対称の記述が可能である。

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