MODEL SHAKING TABLE TEST OF UNSATURATED EMBANKMENT IN DIFFERENT WATER CONTENT
Yuuki Kominato, Takaki MATSUMARU, Taketo SATO · Journal of Japan Society of Civil Engineers Ser A1 (Structural Engineering & Earthquake Engineering (SE/EE)) · 2017
不飽和状態の盛土の地震時挙動とのり面工が及ぼす影響を把握するため,本論文では,降雨浸透を与え異なる飽和度にある盛土の模型振動台実験を実施した.降雨散水実験では,のり面被覆の有無に係らず降雨浸透を受けても盛土内部が不飽和状態である事を確認した.また,振動台実験では,両ケースの飽和度分布に大きな差が無く変形の進展や加速度応答の変化は同様の挙動となる事を確認した.最後に,この振動台実験を対象として円弧すべり法による安定計算を行い,不飽和状態の盛土に飽和土の強度特性を用いると盛土の耐震性を過度に安全側に判断している事を確認し,既設盛土の適切な評価を行うことの重要性を示した.