Development of a versatile control-interface Switch (VSN/1) using eye-blink for users with severe physical disabilities
Daisuke YAJIMA, Nguyen Xuan Son, Toyohiko Hayashi, Takashi ODA, Hiroaki INUI · Biomechanisms · 2016
重度肢体不自由者は支援機器の操作に操作スイッチを用いる. しかし, 障害が進行性の場合, スイッチもしばしば更新する必要があるため, 一般に使用上の制約が大きかった. そこで著者らは, 反射型フォトセンサ列を用いて, 手指の動作からまばたき動作まで非接触で検出できる汎用操作スイッチVSN/1を開発してきた. しかし, まばたき検出時には, 不随意な周期的まばたきが誤入力となりやすい. それを防ぐために, 本研究では, まばたきによる信号波形の振幅的・時間的特徴を用いたリアルタイム信号判別処理を開発した. 健常者10名と筋萎縮性側索硬化症患者1名を用いて, まばたき検出の総合性能を定量評価した. その結果, 正入力率, 無動作 (反応) 率, 誤動作率がそれぞれ平均で97.0%未満, 7.4%未満, 0.1%未満であったことから, VSN/1は実用レベルの性能に達していることが示唆された.