LOCAL SOLUTIONS OF SURVEILLANCE ROUTING PROBLEM BY PARTITIONING THE OBJECTIVE SHIPS

Toru Komiya, Masao Mori · Journal of the Operations Research Society of Japan · 1999

我が国周辺を航行する一般船舶の航路保全及び不審船舶の早期発見/対処を目的とした, 航空機による監視活動を実施する際の基準となる経路を局所最適化手法により効率的に設定する方法を, 私たちはこれまで提案してきた. この方法では, 予め設定した初期経路から始めて, 対象領域に存在する全船舶を対象として経路を構成する各端点を移動して経路を更新していくために, 船舶が比較的高密度に存在する部分領域へ端点が集中したり, その付近での期待発見船舶数を過剰に計上してしまう等の問題があった. 本論文では, 対象海域の船舶を分割し, 各端点の移動に関わる船舶を制限した局所最適化の手法を提案し, それにより経路を構成している. さらに分割した船舶に対し, 基準経路に沿って飛行する際の海上に船舶を発見する確率の対称性を利用したヒューリスティックスによる経路の決定方法を提案している. これらのいずれの方法でも, 高密度領域への端点の集中が解消され, 実運用に適した経路が構成される.

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