Technologies Leading to the Next-generation Digital Cameras and Movies (The Last Chapter); Less is More: Coded Computational Photography
Ramesh Raskar · The Journal of The Institute of Image Information and Television Engineers · 2008
開口形状,視野,照明状 態,撮影時間が異なっている場合もある.それぞれの設定 により,シーンに関する部分的な情報が記録され,最終的 に得られる画像はこれらの多数の組合せから再構成され る.Coded Computational Photographyでは,記録される 画像が歪んで観察されることや,でたらめに見える場合も ある.しかし,復号化処理によって,シーンに関する有益 な情報が復元される. Coded Photographyは 「Less is More (少ないほど豊か) 」 である.時間領域や空間領域で光を開閉することで,1枚 の写真に,シーンの多くの詳細な情報を記録することが可 能になる.本稿では,以下の四つの例を紹介する. (1) 符号化露光:特別な2進数列にしたがってシャッタを 開閉し,時間軸上で光を変調することで,高速に動 く被写体像の高周波数成分を保存し,高品質な動き ボケ補正を実現する. (2) 符号化開口光ヘテロダイン:センサ近くに配置した サイン波格子マスクで光を変調することで,画像セ ンサに4次元光線空間を記録できる.また,開口部を 適切な形状でマスキングすることで,被写界深度の 拡大や,解像度を劣化させることなくディジタル的 な焦点距離調整が可能である.