4. Hematological diseases. 1) Blood Cell Counts and Leukocyte Differentials.
Takayuki Takubo · Nihon Naika Gakkai Zasshi · 2011
末梢血液検査は,各血球の定量および容積と細胞形態を解析する検査である.現在では,大病院や検査センターにおいて自動血球分析装置により血球数,白血球分類,網赤血球数が迅速に測定されている.その結果の精度と信頼性は内部および外部精度管理により高くなっている.近年,自動血球分析装置における性能の向上は著しく各血球の容積/容量および細胞形態に関連したパラメーターとして網血小板,網赤血球ヘモグロビン等量,破砕赤血球,末梢血幹細胞,幼若顆粒球,有核赤血球などに関して多くの詳細な情報が提供できるようになった.さらにモノクローナル抗体を用いた免疫学的方法による血小板数の計測やリンパ球サブセット解析などに利用が拡大している.このように現在では高性能で多くの専門性の機能を有する自動血球分析装置が普及し貴重な情報を得ることができるようになった.末梢血液検査は,実地医家の実臨床にとってスクリーニングやモニタリング検査として重要な検査の一つである.