Evaluation of Auditory Brainstem Response in Neonates and Infants on The Basis of The Pursuit of Threshold and Latency.

Miho Nakao, Akiko Nishiyama, Reiko Doi, Toshihiro Suzuki, Mariko Shida, Keigo Tatemoto, Seiichi Komiya, Yasushi Murakami · AUDIOLOGY JAPAN · 1997

難聴のハイリスク新生児・乳児100例にABRを施行し, ABRの結果と追跡後の聴力の最終診断との比較および月齢によるABRの閾値・潜時の推移を検討した。 初回ABRが正常であった51例中には最終診断においても難聴例は認められなかった。 一方異常であった47例中24例 (51%) は後に聴力正常と判明したがこれらの約9割が早期産例や2ヵ月以下の早期検査例であり, 月齢6ヵ月前後の再検時に過半数が正常所見を示した。 今回の検討症例中に高度および中等度難聴例が14例と高率にみられ, 半数において1歳前後と早期の補聴器装用・聴能訓練が可能であった。 リスク因子では胎生期因子を有するものが半数を占め, 周産期因子のみを有したものは1例であった。 以上よりハイリスク児においてはNICUと連携をもちABRによる早期の聴覚検査が望まれる。 また異常所見を認めた場合には再検が必要でありその時期として月齢6ヵ月頃が適当であると考えられた。

Read the paper · More papers on PaperTik