Extraction of Blink Associated with Eye Closure Using Eye Region Image Sequence
Kiichi Tanabe · The Japanese Journal of Ergonomics · 2012
動は得られず,この手法の適用は困難であることが判明 した 5) . そこで,画像解析による抽出を試みる 6) .本手法では, 眼領域の時系列濃淡画像を処理対象とし,閉眼時瞬目に より生じる上眼瞼の微小な動きを算出する.具体的には, 閉眼時瞬目により生じる上眼瞼とまつげ領域の境界(上 眼瞼境界線)の動きをフレーム間で算出する.上眼瞼境 界線の動きパターンをいくつか紹介し,本手法の適用可 能性について論じる. 2.上眼瞼の動き検出法 2-1.上眼瞼境界線の生成 通常の瞬目では,上眼瞼が下降し,その後,再び元の 位置まで上昇する一連の運動が見られる.閉眼時瞬目に おいても,通常の瞬目と同様に,上眼瞼の微小な上下運 動が生じるものと予想される.眼を閉じた状態では,上 眼瞼とまつげで覆われている下眼瞼の領域(まつげ領域) との間に比較的明瞭な境界(上眼瞼境界線)が生じる.そ こで,その微小な動きを算出する. まず,眼領域上に図1(a)に示すような矩形の抽出領 域を設ける.抽出領域内に引いた垂直ライン上の濃度分 布(明るさ分布)は図1(b)のようになる.眼瞼上の濃 度値はまつげ領域よりも高いことから,上眼瞼とまつげ 領域の境界付近において最小値が生じる.抽出領域内に <Short communication>Extraction of Blink Associated with Eye Closure Using Eye Region Image Sequence, by Kiichi TANABE.