Real-time Manipulation of Glossiness and Transparency using a Projector Camera System
Toshiyuki Amano · The Journal of The Institute of Image Information and Television Engineers · 2014
プロジェクションディスプレイ技術を応用した質感操作技術は,テーマパークや美術館での演出,プロダクトデザイン補助,さらには宝飾品のライトアップなど,様々な応用が期待できる.しかし,既存のプロジェクションディスプレイ技術による質感操作は,投影対象のモデルが必要であるうえに投影像の位置合わせも必要であり,利用者には多大な手間が要求される.そこで,本論文では認知科学により得られた知見に基づく画像処理アルゴリズムを提案し,Fujiiらが提案している投影中心が一致したプロジェクタ・カメラ系と筆者らが提案している見かけの操作技術へ実装することで透明感と光沢感を光投影によって連続的に操作する方法を提案する.実験では,陶器やプラスチック,シルクへの適用結果を示し,提案手法の有効性を考察する.さらに,本論文ではプロジェクションディスプレイ技術を応用した質感操作の限界について述べる.