Evaluating usability of operational sequences with "Plan-Do-See" Analysis.
Akinori Komatsubara, Masayuki Kobayashi · The Japanese Journal of Ergonomics · 1995
ある一定手順で操作しなくてはならない対話型システムでは,“使用手順がわかりにくい”など, 操作手順に関する使いにくさが訴えられる場合がある. これはシステムのユーザインタフェースに不備があり, システムモデルがユーザにうまく伝わらないため, ユーザが「意図形成-実行-評価」サイクルを正しく回せないためであると考えられる. このサイクルを円滑に回すためのユーザインタフェースが整っているかを, 設計段階, あるいは試作段階でユーザテストすることなく評価するための方法として, 本研究では「意図形成-実行-評価」解析 (PDS解析) を提案した. 提案した解析方法をパーソナルファックスに適用した. 次に実際にユーザテストを行い, 誤操作を解析したところ, PDS解析で予測された問題点は, ほぼすべて実際にも観察された. しかし, PDS解析では逆順操作など, 手順の並べ方それ自身に関わる問題点まで予測することはできず, この点に評価法としての限界があるものと思われた.