A Case Report of Overdenture for Non-Vertical Stop Occlusion

Ryosuke Kagawa · Annals of Japan Prosthodontic Society · 2012

症例の概要:患者は69歳男性で義歯の動揺および疼痛による咀嚼障害を主訴に来院した.本症例は左右すれ違い咬合を呈しており,上顎をオーバーデンチャーとすることで咀嚼機能の回復を行った.上顎残存歯を削合し根面をコンポレジットレジンで被覆した後,上顎全部床義歯を製作した.義歯装着後,疼痛は改善し,良好に経過している.考察:左右すれ違い咬合においては,支台装置による義歯の抗回転力を大きく設計できないことから,本症例にあるように上顎を全部床義歯とし,義歯の回転抑制を図ったことが良好な結果につながったと考えられる.結論:左右すれ違い咬合において,上顎を全部床義歯とし義歯の回転抑制を図ったことで良好な結果を得た.

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