Team Model which Solves Optimization Problems Based on Teaching by Teams
Tetsuyuki Takahama, Setsuko Sakai, Yoshinori Isomichi · 2000
あらまし 最適化問題の中には厳密解を求めようとすると,計算量が膨大となり,実用的な計算時間で解を求 められないような問題が多数存在する.このような問題に対しては,実用的な計算時間で最適解に近い近似解を 求める最適化手法である近似アルゴリズムが有効である.本研究では,チームによる教育の様子をモデル化した 新しい近似アルゴリズムであるチームモデルを提案する.チームモデルは,「組織の中から何人かの人を選び出し て一つのチームを構成し,チーム内で比較的優れた人が教師となり他の人を教えたり,あるいは互いに教え合う ことにより,チーム内のレベルを向上させる」ことを繰り返すことによって,全体としてのレベルを向上してい くという方法である.チームモデルの有効性を示すために,比較的単純な関数最小化問題,巡回セールスマン問 題,ナップザック問題などについて数値実験を行い,遺伝的アルゴリズムとの比較を行った. キーワ ドー チームモデル,近似アルゴリズム,最適化,教育,遺伝的アルゴリズム,シンプレックス法