A Semantic Analysis System of Japanese Assisted by a Thesaurus
Yoshihiro Kokubu, Kouji Umekita, Eiichi Matsushita, Takashi Sueoka · Journal of Natural Language Processing · 2010
CGM(消費者生成メディア)が普及してきたため,そのための言語処理技術が必要になってきた.このような文章データの自然文による検索や翻訳のために,解析精度の向上が求められている.解析誤りの発生原因である,用語の異なり,構文構造の異なりに対処できる処理方式を実現する.この両者への対策として,シソーラスを用いて用語間の意味的な距離を決定する方式を提案する.具体的には,用語の標準化や係り受けの正規化をするシステムを実現し,さらに,付属語を調べて,省略された主語を復元すること,「文節意図」を付与することを試みた.「Yahoo!知恵袋」のデータを用いて解析実験をした結果,シソーラスを用いない場合に比較して約1%の精度の向上がみられた.システムが用いている辞書の内容について概要を述べる.