Multivariate Analysis Using Quantification Theory to Evaluate Acoustic Characteristics of the Onomatopoeic Expression of Tinnitus

Kimio Shiraishi, Toshifumi Sakata, Takayuki Sueta, 久美子 森本, Kazumasa Fukuyo, Toshihiko Kato, Toyoji Soda · AUDIOLOGY JAPAN · 2004

標準耳鳴検査法1993の自覚的表現の検査で得られた一側性で1種類の242名の耳鳴患者について, 数量化理論3類を用いて擬声語の音響的特徴と類似性を解析した。その結果, 第1軸は耳鳴音の迫力因子を表し, 第2軸は耳鳴音の清濁感 (美的因子), 第3軸は耳鳴音の高低感 (金属因子) と推測された。これらから, キーンとジーンの擬声語表現は, 清濁感が異なることが明らかとなった。またクラスタ分析によって, ミーンとシーン, ピーとブーン, ウーンとワーン, ザーとシャーなどの擬声語は, ほぼ同じ音響的特徴が類似していることが示された。これらの結果は, 医学的治療の前後に耳鳴の擬声語表現の音響的特徴における変化を比較するのに有用であるかもしれない。

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