Estimation of Surviving Clone Number Based on Probability of Characteristic Expression and Plating Efficiency.

Yoh SASAKI · Shokubutsu Kojo Gakkaishi · 2001

秋田県の山林所有者が可能と思われるサクラ挿し木苗植栽優良クローン数の上限は, クローン苗の供給サイドにおいて生産管理できるクローン数 (4ないし5クローン) であった.そこで, 植栽優良クローン数を2~6として, 遺伝的形質の発現率と林地での生存率をともに考慮して期待残存クローン数を試算した.その結果, 1.植栽優良クローン数の下限は, 全滅する確率を5%以下と仮定した場合, 純優良クローン期待生存数xsが1以上となる3クローン以上である, 2.優良クローン植栽数を4とし, 純優良クローンの期待生存率Psが80%以上となる林地に植栽すれば, 2クローン問の比較が可能になる, 3.遺伝形質が優れないと判断されている林地で, 期待生存率Psの高い林分においては, 優良クローン苗に転換すると, 林分全体の遺伝的改良につながると考えられた.

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