Bifurcations and Coexistence of Attractors for a Nonmonotonic Sequential Associative Memory Model with Analogue Neurons

Kenichi Hashiguchi, Masaki Kawamura · 2006

あらまし 非単調素子をもつ連想記憶モデルでは想起過程にカオス的な振舞いが見られるため,ダイナミック スの解析が重要となる.これまでに,素子の状態が 2 値をとる絶対零度モデルと有限温度モデルの分岐構造が明 らかになっている.しかしながら,実数値をとるアナログ値素子の場合の分岐構造は解析されていない.2 値素 子とアナログ値素子では素子の状態を決める出力関数が ±1 の 2 値のみをとるか,区間 (−1, 1) の連続値をとる ことが異なるため,系の振舞いが大きく異なる.本論文では,アナログ値素子をもつ非単調系列想起型連想記憶 モデルの解析を行う.2 値素子と同様に,アナログ値素子でも記憶パターンに対応する不動点の周辺に準周期ア トラクタやカオスアトラクタが出現する.しかしながら,アナログ値モデルの場合,2 値モデルでは見られない 共存領域が存在する.そこで,アナログ値モデルの分岐図を構成し,相空間全域におけるアトラクタの生成と消 滅過程を明らかにする.また,アトラクタが共存するパラメータ領域において,アトラクタの引込領域を調べ, 引込領域が複雑な構造をしていることを示す. キーワード 連想記憶モデル,アナログ値ニューロン,カオス,非単調素子,分岐

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