Development and Validation of a Method of Forestry Region Classification Using PCA and Cluster Analysis together with the SOM Algorithm.

M. Fujino, M. Yoshida · 日本林學會誌 · 2006

林業には多様な要因が影響を及ぼすとされており, 林家の林業活動を研究する際には, 地域的差異を考慮し, できる限り同質的な地域に分類した上, サンプリングを行う必要がある。本稿は, 地域分類の方法として, 単独の手法を用いるのではなく, 自己組織化マップ (SOM) アルゴリズムに主成分分析とWard法によるクラスター分析を併用したより客観的な総合的分類方法を考案し, 本方法の有効性を検証するため, 林家の林業活動に関する現実のデータを用いて地域分類を行い, その結果を提示した。地域分類にSOMアルゴリズムを適用したことにより, 分類結果の視角化が容易となり, 直感的に分類結果を理解することが可能となった。また, 変数として, 林業活動に関わる現況だけではなく, 動態をも採用したことで, より実情を捉えた分類が可能となった。分析の結果, 全国は5地域に分類しうるとみなすことができることが判明した。本方法は, データ収集さえ可能であれば, 種々の地域分類に応用が可能であると考える。

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